禅は、この世に生まれたこの人生をどう生きるか、自分自身がどうありたいか、
それらを明らかにすることを最大の課題としています。
コーチングも、基本は同じです。
これからの時代、それらを明らかにすることが何をするにしてもベースになると考えます。
禅ライフ・コーチングは、従来のコーチングのアプローチに、よりエッジを効かせるため、
禅や身体性理論のエッセンスを加えたものです。
禅の基本は、
「調身✕調息⇒調心」
(身体と呼吸を調えれば、自ずと心が調う)
です。
単なる対話だけではなく、身体と呼吸からもアプローチして心を調え、
しなやかに、たくましく、そして、本来のあるがままの自分とつながることを目指すものです。
一寸先予測できない時代、環境の変化に
応じた柔軟な対応力が必要となります
環境変化に柔軟に対応するためには、
七転八起のたくましさが求められます。
自分らしくあるがままでいることで
心豊かな人生となります
こんな方におすすめ
禅の教えを経営やビジネスに活かすため、
「坐禅」「禅語」「禅問答」のサイクルを回しながら智慧(気づき)を得るメソッドです。
(注:禅の教えを日常の生活に活用し実践することに重きを置いた内容であり、宗教ではありません。)
禅の基本は、
「調身✕調息⇒調心」
(身体を調え、呼吸を調えれば心も調う)
です。
坐禅・禅語・独参を循環させることで、次のステップを進んでいくことになります。
その効果・効能は次の通りです。
DOWN | UP |
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坐禅
坐禅は、両足を組んで背筋を伸ばし、呼吸に集中して坐ります。清涼剤のようにすっきり爽快感を味わうことができます。
東邦大学医学部有田秀穂教授によると、「坐禅をやったときの心理テストをやってみると「すっきり爽快」と誰しもが言う。」
「呼吸のリズム運動を続けていれば、セロトニン神経が活性化するのは間違いない。」
「セロトニン神経を⼀番活性化させる最適な様式を確率したのが坐禅」とのことです。
「45~50時間の瞑想でセロトニンが出やすい脳の構造に変わる」
ともおっしゃっています。
坐禅は「足が痛い」とか「辛い」といったイメージがあります。
でも、両足を組めないという方は、椅子など楽な坐り方でOKです。
身体を安定させて坐り、呼吸に集中できればどんな方法でも良いのです。
ぜひ体験してみて下さい。
禅語
禅語とは、禅の教えを端的に表した言葉です。
仏陀や禅僧が残した言葉もあれば、経典の言葉、仏教用語、禅の教えを取り入れた茶道や華道などの用語、禅の影響を受けた世阿弥、そして、経営の神様、松下幸之助や稲盛和夫などが残した言葉もあります。
これらすべて、禅の教えを表していればすべて「禅語」と称しています。
例えば、「挨拶」という禅語があります。
「挨」は押す、「拶」は迫る、という意味です。
元々は、師匠が弟子の修行の状態を知るために言葉を投げかけることをいいます。
挨拶は、本来は、上司からするものなのです。
このように、禅語から、いろいろな気づきを得ることができます。
独参
禅問答のことをいいます。
今の時代でいうと1on1セッションですね。
修行僧は、師から「公案」(こうあん)という課題や問い(禅問答)を与えられます。
その「公案」に対する自分なりの答えを見出し、師に独参の場で伝えます。
その答えが納得のいくものであれば、師は次の公案を出します。
次の公案をもらえるまで、繰り返します。
長ければ9年かかったという話もあります。
自分自身を見つめなおすことで、自分の悩みや苦しみは、自分自身の中にある執着や思い込みが創り出していることに気づきます。
その気づきから執着や思い込みを手放すことによって、自ずと次の道が開け、歩むべき方向を示してくれます。
ボディワーカーの小笠原和葉さんが「身体の世界から見ると、心やコミュニケーションや生きることはどう見えるか?」を探求し、生理学的なアプローチから人々の悩みや社会の課題を解くために人々(特にコーチやカウンセラー)が知っておくべき理論と実践をまとめたものです。
その基本は、
「調身✕調息⇒調心」
(身体と呼吸を調えれば、自ずと心が調う)
です。
身体知に委ねることで、身体が自ずと調整し、最適な状態にしてくれるというものです。
禅の教えに相通じるものがあり、その効果を更に高めてくれます。
身体にアクセスするところから始めますので、誰でも簡単に実践し、その効果を実感することができます。
小笠原和葉 公式HPDESUYO
身体性理論の研究室